
時を超えて伝播していく。
英国人作家ヴァージニア・ウルフの小説「ダロウェイ夫人」をベースにした本作は、3つの異なる時代に生きる女性たちの苦悩を描くが、石をポケットに詰めて川へと沈んでいくヴァージニ…
かつてスクリーンで観た際には、ほとんど苦痛のようにしか感じられなかったいっぽうで、まるで手にとれるような時間の粒子が痛切な印象を残しており、10年以上経ってから再鑑賞して、描かれたすべてのシーンの1…
>>続きを読むスティーヴン・ダルドリーの手による二〇〇二年の映画「めぐりあう時間たち」は、二十世紀文学の深淵に触れたヴァージニア・ウルフの精神を、三つの時代の重層構造へと転生させた野心的な文芸映画である。本作は、…
>>続きを読むヴァージニアウルフの「ダロウェイ夫人」もマイケルカニンガムの原作も未読である。しかしこの映画が傑作であることは理解できる。
心満たされない女性として生きる苦しみを普遍的に描いており、LGBTQの要素…