

選手権を間近に控えた17歳の女子バレーボール選手のソフィアは、望まない妊娠という予想外の事態に直面する。ブラジルでは基本的に中絶が法律で禁止されている。ソフィアは父親のジョアンの助けを借りて違法で中絶する方法を模索するが、その行動は周囲に波紋を引き起こす。カンヌ映画祭批評家週間で上映され、国際映画批評家連盟賞を受賞した本作は、自身の将来にとって大きな意味を持つ選手権と、中絶を行う必要というふたつの重荷を背負ったヒロインの姿を描き、ブラジルにおける様々な女性の問題を浮かび上がらせる。合法で中絶できる隣国ウルグアイの病院を訪れる展開など、エリザ・ヒットマンの『17歳の瞳に映る世界』(20)などにも通ずる作品だ。
ジョージアの首都トビリシで開催中の女子世界柔道選手権。イラン代表のレイラとコーチのマリアムは、順調に勝ち進んでいくが、金メダルを目前に、政府からイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられ…
>>続きを読むブラジルの小さな街に引っ越してきた17歳のヴァレンティナ。彼女は出生届の名であるラウルではなく、通称名で学校に通う手続きのため蒸発した父を探している。新しい友人や新生活にも慣れてきたが、自…
>>続きを読む看護師になるのが目標のケナは、古いしきたりにとらわれた周囲の人たちに満たされない想いを抱えていた。両親は離婚し、ナイロビで母と暮らしていたが、国会議員に立候補した父のことは応援している。そ…
>>続きを読む1960 年代、中絶が違法だったフランス。大学生のアンヌは予期せぬ妊娠をするが、学位と未来のために今は産めない。選択肢は 1 つー。アンヌの毎日は輝いていた。貧しい労働者階級に生まれたが、…
>>続きを読むグアテマラの高地。マリアは、火山のふもとで農業を営む両親と共に暮らすマヤ人の少女。父親は生活苦から、マリアを地主の後妻に嫁がせようとしていた。ところがマリアは、農園で働く青年の子を身籠って…
>>続きを読むパリ郊外の団地に住むアフリカ系移民の少女・マリエムは、忙しい母親と暴力的な兄の代わりに小さい妹たちの面倒を見る毎日。成績が悪くて進学もままならない、そんな日々に鬱屈していたある日、マリエム…
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