

亡き妻の骨壺を抱え、死に場所を探し、彷徨う男がいた。男は、元・美術教師の市井祐介。 古き時代の佇まいを残す、熊本豊前街道の温泉町「山鹿(やまが)」で、祐介は、祭りのポスターに描かれた「灯籠娘」に、妻・ゆかりの面影を見る。祐介は、灯籠師見習い・直樹に誘われるまま働き始め、一年が経ち、妻の三回忌を迎えても、深い喪失と孤独は拭えない。 町を出ようと決めた、祭りの日。突然、ゆかりの双子の妹だという、あかりが現れる。「あなたにお願いがあって」千人灯籠を踊るために、スペインからやってきたというあかり。彼女の目的とはー。
滝本初海、27歳。中学の音楽教師を辞めて3年、近所の蕎麦屋でアルバイトをしている。変わらない日常のなかにふと訪れた一葉の手紙。それは3年前の春に亡くなった恋人が初海に向けて書き遺したものだ…
>>続きを読む唯一の家族だった父親を亡くし、心に穴があいたままの美巳(上大迫祐希)。父の代わりに店を切り盛りする為にやって来た伯母・嘉子(佐伯日菜子)との向き合い方もわからず、訳もなく当たり散らしてばか…
>>続きを読む故郷の徳島でひとり暮らす母・龍子が入院したと聞き、久しぶりに帰省した咲子。母が末期がんだと知らされた咲子は、相談もなく自分で物事を決め、父のことを決して語らない母に寂しさとわだかまりを抱え…
>>続きを読むウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせだった。交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前の叶海…
>>続きを読む数台の車による大きな玉突き事故に巻き込まれ、心敏(シンミン=カリーナ・ラウ)は結婚間近の婚約者を、育偉(ユーウェイ=シー・チンハン)は妊娠中の妻を失った。その事実と悲しみを受け止められない…
>>続きを読む和歌山市の商店街で美容室を営む直人。妻の京子は美容室の2階で書道教室をしていた。教室に通う7歳のサキは問題児だったが、直人との間に子どもがいなかった京子は、サキを自分の娘のように可愛がって…
>>続きを読むタクシードライバーの間で “深夜、人気のない歩道に立ちずさむ女“の噂話がささやかれるなか、 今日も遠藤はひとりハンドルを握り閑散とした住宅街を流していた。 いつもと変わらぬ夜―。噂の歩道傍…
>>続きを読む©熊本やまが映画プロジェクト