
「野田高梧と執筆した脚本で、原節子演じる娘を、厚田雄春がローポジションから撮影する」という、のちに続く定型の始まりである映画。
原節子の存在感は、カッチリ決まった画の力も相俟って、これまでの小津的ホ…
私はまず、こんな父親が自分にもいたらいいのにと感じた。穏やかで娘の話をよく聞き、頭ごなしに否定しないその姿は理想的な父親像のように思えた。しかし私は次第に父親を一人の異性として見てしまう瞬間があるこ…
>>続きを読む原節子のほんのーりなまめかしい娘役。
少し頑固、口元は笑顔なのに目が怒ってたり、悲しい時は真顔。表情が魅力的で目が離せない。
父の思いやり、再婚に対しての穢らわしいという感情、わかる。
親離れできな…
娘を送り出すために自分にはいい人がいるって嘘をつく笠智衆の演技がよかったです。
この時代ですでに「好きな男性のタイプ」って語用があるというのが目新しかったです。
観なければと思いつつ敬遠していた小津…
あなたが、もしも私のお父さんだっら、たぶんお嫁に行けないと思う。ある女性から、そんなふうに言われたことのある僕にとって、普遍性を云々(うんぬん)する前に、この映画は他人事ではないところがある。
そ…
1.わかりやすいストーリー。
2.嫁入り前の娘と父の話。
3.画は完璧。
4.音楽が特に良かった。
5.もちろん笠智衆や原節子の演技も。
6.ただ既視感がある。おそらく、「のび太の結婚前夜」とほとん…
生まれつきの箱が大好きな箱入り娘が、幸せになりなさいと強烈に手を引かれる。
結婚こそが女の幸せだという揺るがない価値観。
親との暮らしで得られる幸せしか知らない紀子は、それでも今の生活が最高だと信…