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ベティ Betty
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『ベティ Betty』に投稿された感想・評価

菩薩
4.2
精神的自虐ないし苛虐を最高の媚薬として、常に性的に奔放、抑圧から自由でありたいと願い邁進を続ける「母」である事を奪われた「女性」としての生き様、そして復讐。ベティの名を持つ女性はこうでなければいけないのか…?同情するなら金よりも愛情をくれとでも言いたげだが、ただ彼女は与えられるだけの人生を拒否していく。常に悪手を選びつつも、最終的にはこれぞ「生存」とばかりに奪い去る彼女は勝者でしかない。「穴」からの脱獄、そしてそれを埋めていく作業、彼女はあの熱帯魚達にどんな想いを馳せるのか。目の下のクマフェチ推奨ムービー。
reb
3.3
「クロード•シャブロル特集2026 女性形のサスペンス」日仏学院で鑑賞。

リヨンの金持ち未亡人ローラは、ヴェルサイユにある“穴“というレストランで、酔った若い女ベティを見つけ、酔い潰れた彼女を、自分が宿泊しているホテルに泊まらせる。

ステファーヌ•オードラン演じるブルジョワの女が、野良猫みたいな若い女を囲うという構図は「女鹿」を思い起こさせるが、本作のベティは、夫の家族であるブルジョワ一家にとことん痛めつけられた過去を持つ。
彼女を子産み機械としか見ず、孤立を深めたベティは、浮気相手をその豪華な家に連れ込むという反抗で、あっさりと家から追い出される。

女性器を“傷“とみなし、その傷をさらにえぐるような行いをするベティだが、傷を埋めることでしか生きている実感が持てなかったのかもしれない。

ベティもローラも2人とも、朝からウイスキーをグイグイあおる。
ローラもお金はあるけど愛に飢え、“穴“のマスターとの関係で孤独を埋めていた。
しかし、あっさりとベティに横取りされてしまう。

ベティを演じた、ジャン=ルイ•トランティニャンの娘であるマリー•トランティニャンの、捉えどころのない魔性性はすごく印象的だった。
恋人からの暴行で、41歳で亡くなったというのは実に残念。

浮気相手役のひとりは、シャブロルとオードランの息子であるトマ•シャブロルとか。

そして本作が、オードランとシャブロルの最後の作品。
上映後のトークで、ローラの最後を語るナレーションが、シャブロル自身だという話に、グッときた。
t
5.0
マリー・トランティニャンのヤバい雰囲気や酩酊したように過去と現在を行き来する語り口、物語の決着の付け方などほとんど完璧

『ベティ Betty』に似ている作品

狂熱の果て

製作国・地域:

上映時間:

78分
3.1

あらすじ

ミチとアキ子は健次や陽二達と知り合い、健次をリーダーとする六本木族と呼ばれるグループに加わるようになる。ある日ミチの父がガス自殺を計った。家をとび出したミチはやがて陽二に惹かれていき関係を…

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