

ベルギー国王レオポルドはアフリカをケーキに見立て、自身の取り分として1885年にコンゴを植民地化した――。欲深い王様、高級ホテルで働く原住民、遠征に失敗したビジネスマン、彷徨う荷配人、若い脱走兵ら5人を描いた物語。作者は無法地帯で突然支配者と化した入植者のふるまいを探求し、あえてコメディ・シュールさを交えて表現することで、人間がもつ残酷さをリアルに映し出す。カンヌ国際映画祭での公開を皮切りに、世界四大アニメーション映画祭の一つであるオタワ国際アニメーション映画祭の長編部門グランプリ受賞など、世界を席巻する作品。
時は 1950 年代。 かつては安息の地と呼ばれ、息を呑むような美しさを 誇った栗の森に囲まれた、イタリアとユーロスラビアの国境地帯にある小さな村。 第二次世界大戦終結後、長引く政情不安か…
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