

新幹線の窓外を流れる雪景色。未悠は長年の夢だった性別適合手術を受けるために名古屋に向かっていた。未悠はファッションデザイン学科3回生。卒業時には心身とも女として社会に出ることを熱望してきた。その夢がまもなく叶う。 半年前の神戸のカフェバー。今日も友人たちとのおしゃべり。後輩ナオ、別の大学に通うみむ、いずれもトランスジェンダーだ。「恋愛って結局、最後はセックスでしょ?でも私たち、セックスできないし・・・」3人集まると、いつも本音爆裂女子会トークだ。 未悠の母は言う「男の子と女の子、二人生んだと思うようにした」未悠は自らの覚悟を全面に押し出し味方を増やしていった。大学の担当教員たちは、学内のトイレ問題など具体的に対応した。バイト先の蕎麦屋の主人は女装を認めた。 ホルモン注射の副作用、就活活動、LGBT研修会への参加。そして手術の一週間前、高校の友人たちが壮行会を開き温かいエールを贈った。前日には幼稚園から一緒の女友達が訪ねてきた「子ども生めるようになるの?」「綺麗に作り過ぎたらリアルちゃうしなあ」「これからは普通の恋愛をして欲しい」「ようやく一緒に温泉に入れるね」・・・6時間に及ぶ手術。未悠は戸籍も女性となった。新学期が始まり、恋人もできた。前を見て歩き続けること、それが変わらぬ未悠の覚悟だ。
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>>続きを読む(C)風楽創作事務所