
死体に、女性に翻弄され心が傷ついた男。
自分が撮った死体の写真でさえ
『彼の絵みたい』と言われる始末。
推理小説みたいに、オチがあるわけでもなく
ただ不条理な世界を映画にした。
その後味の悪さが…
女は見つめられるほどに、男は見つめるほどに、それぞれの核心に宿る空虚さを知ることになる。それは、愛と呼ばれる濃密な希求性が内実(対象の対象性)を失い、何かを希求する力のみが取り残されることによって浮…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
刺激、成功、事件性…あらゆるものを追い求めるが、空転して欲望の対象を掴むことも触ることもできない。真実や意味を欲しても現実にそのようなものなど無いことを体験させられる不思議な世界。
でもこれ、サスペ…